すぼら断食中に食べ過ぎ&やらかしてしまった時の対策とは!?【専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方】

付き合いややらかしも対処すればOK!

すぼら断食を行うに当たって、多くの人が直面する悩みのひとつに付き合いがあると思います。仕事上の接待や友人との交流、親戚の集まりなど、どうしても食事に行く機会が出てきますし、女性の人なら生理周期によるホルモンの関係で、食欲を抑えきれない日もきっとあることでしょう。

でも、その点は安心してください。ずぼら断食をしっかりと行い、体のベースがきちんと整っている人は、1回食べ過ぎたくらいで太りません。だから、付き合いの食事もOKですし、月に1、2回のやらかしくらいなら気にしなくて大丈夫です。

ただし、太らないからいいではなく、食べ過ぎて胃腸に負担をかけた体をケアすることは必要です。食べた時間帯、量や質によって変わってはきますが、できれば翌日に「8時間断食」や「16時間断食」をして、体をニュートラルな状態に戻してください。何か事情があって翌日が難しい場合には、翌々日など早めの対処を心がけ、次の不食日まで持ち越さないようにします。

仮に食事の時間や場所を自分で設定できるときは、美食日を活用するといいでしょう。レストランの予約までかって出れば、食事を堪能しながら気分転換も楽しめます。

食べ過ぎ&やらかし対策

どうしても外せない付き合いもあれば、食欲が抑えきれない日もあって当たり前。対処法さえ知っていれば、食べ過ぎもやらかしも怖くありません。

当日のお昼に食べ過ぎた!やらかした!

・炭水化物をたくさん食べた
・デザートまで食べてしまった
・お腹がパンパンになるまで食べた

自分の体調と相談しながらその日の夜に8時間断食を実行

前日の夜に食べ過ぎた!やらかした!

・スナック菓子1/2袋以上
・菓子パン1個以上、ケーキや生クリームののったプリンなど
・ラーメン&餃子、ピザなど、炭水化物×脂のコンボ食

前日の暴食はなかったことに!16時間断食を実行

・食事の質は問題ないけど満腹まで食べた
・寝る前の2時間以内に肉や魚をしっかり食べた
・お酒を適量より飲み過ぎた

体の調子がすぐれなければプチリセット!8時間断食を実行

『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』はこんな人におすすめ!

・無理せずに痩せる方法を知りたい! ・どんな食事をしてダイエットをするべきか知りたい ・ダイエットのおすすめメニューを知りたい

以上の方には大変おすすめな一冊です!

そんなに食べてないのに太る本当の理由

「そんなに食べていないのに体重が減らない」「カロリーを抑えて食べているはずなのに太ってしまう」という声をよく耳にします。努力している人には酷かもしれませんが、食事に気をつけているつもりでも、じわじわと体重が増えていく、あるいは、理想の体重以上の体重がありなかなか減らないという場合、自覚のあるなしに関わらず、食べ過ぎていることがほとんどです。

食べ過ぎと聞くと、食べる量をイメージする人が多いと思います。確かに、お腹がパンパンになるまで食べればそれは食べ過ぎです。ですが、油たっぷりの揚げ物や炭水化物が多めの食事など、次の食事までに胃で消化しきれないようなものを食べたり、量が少なくてもその日の活動量で消費しきれないくらい高カロリーなものを食べたりした場合も、実は食べ過ぎなのです。

食べ過ぎチェックリスト

ずぼら断食で体を改善していくにあたり、まずはスタートラインに立つことから始めましょう。ダイエットの基本でもありますが、やせたいと思ったら自分の食生活を把握すること。下の「食べ過ぎチェックリスト」を使うと、簡単にセルフチェックができます。食べ過ぎなのか、食べ方のクセがあるのかを確認してみてください。

□ 1日3食、ほぼ決まった時間に食べている
□ 舌にたっぷりと白や黄色の苔こけがついている
□ 満腹になるまで食べないと食べた気がしない
□ 午後のおやつ、または夕食後のデザートやスナックがルーティーン
□ 食べてから2時間以内に眠ることがよくある
□ 早食いの自覚があり、大低20分以内で食べ終わる
□ 昼食から1〜2時間後に強い眠気を感じることがしばしばある
□ よく噛んで食べようと意識したことがほぼない
□ 唐揚げやコロッケなど油で揚げた料理が大好き
□ 毎日、夕食に炭水化物(ごはん、麺類、パン、粉物など)を食べている

本書では痩せるために意識すべき食事術の話を多数掲載してます!気になる方はぜひ手に取ってご覧ください!

出典:『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』

【書誌情報】
『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』
著:関口 賢

運動不足や日々の生活の忙しさなど、さまざまな理由で太ってしまった、さらに「何をやっても痩せない…」という人も多いと思います。そんな人に向けて、本書では10万人以上を痩せさせてきたダイエット専門鍼灸院の総院長である著者が考案した、自宅でできる究極のダイエット法『ずぼら断食』を紹介します。人間は食べることが必要不可欠ですが、食べることで不健康にもなります。体のためにと思って食べていたことが、逆に体の負担になってしまっていることもあり、それが肥満や不調の元になっているのです。まずは食べないことがどのような健康効果をもたらすのかを徹底解説。そのうえで、誰でも簡単に取り入れられる8時間断食から、痩せて体質改善もできる16時間断食、ストンと痩せて体がリセットできる24時間断食、さらにストイックにガッツリ体重を落としたい人向けの32時間断食など、自分自身の目的とやりやすさに合わせた4つのプログラムから選択できます。栄養過多な状態にある体を断食で一度リセットすることで、何をしても痩せなかった体がみるみる痩せていくだけでなく、慢性的に感じていた不調や健康診断の数値も劇的改善できます!ダイエットでなかなか結果がでない人も、疲れやすかったり、原因不明の謎の不調を抱えている人などにもぜひ手に取って頂きたい一冊です。

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