広瀬アリス『366日』最後に待つ遥斗・眞栄田郷敦との別れからの切ない再会 タイトル・第1話に隠された閏年の奇跡とは

広瀬アリス、眞栄田郷敦(C)ピンズバNEWS

広瀬アリス(29)主演の月9ドラマ『366日』(フジテレビ系/毎週よる9時)の第10話が、6月10日に放送される。明日香(広瀬)と遥斗(眞栄田郷敦/24)が別れてしまい、同級生5人の今後を心配する声が多くなっている。

明日香と遥斗は本音で話し合い、記憶が戻ったと遥斗に嘘をつかせたことを明日香は謝罪。これに遥斗は、明日香に笑ってほしかったと応じ、2人はお互いを思いやり、ともに悲しい顔をさせないため友人関係に戻ることを決断した。2人の今後の関係が気になるが、タイトル通りに1年が366日になる“閏年”がカギになりそうだ。

6月3日放送の第9話は、明日香は、オカベ音楽教室でピアノを習っている静原吾朗(前田公輝/33)の恋人である、フルート奏者・樋山ちなみ(鈴木絢音/25)から「室内楽のサークルに入らないか」と誘われる。一方、遥斗は社内で行われる新店舗の新メニューコンペに興味を持っていた。

ある日、明日香のマンションに母・真由美(中島ひろ子/53)がやって来て、推し活のイベントに参加するため、しばらく泊まることに。明日香は母のお土産を渡すため、和樹(綱啓永/25)に会いに行くが、その帰りに遥斗と看護師・宮辺紗衣(夏子/27)が一緒にいるところを見てしまい……という展開。

遥斗に紗衣が急接近。その存在を知って涙する明日香を、和樹が抱きしめるという波乱のラスト。高校の同級生たちと看護師のうち、恋模様がうまくいきそうなのは、智也(坂東龍汰/27)と莉子(長濱ねる/25)だが、視聴者はそれ以外の4人の今後が気になるようだ。

■明日香・広瀬アリスと遥斗・眞栄田郷敦は再び会える?

X(旧ツイッター)上では、《明日香、もう和樹にしちゃいなよ。和樹はきっと今の心の傷や痛みを癒してくれるよ》《明日香と和樹、莉子と智也、遥斗と看護師が1番みんなが幸せになる組み合わせでは?》《遥斗からしたら過去の自分を押し付けられるより、今の自分を見てる人の方が魅力感じるよね》などの声が。

「遥斗については、次回の“あらすじ”から、すでに大阪に転勤することがはっきりしているので、看護師とも明日香とも別れることになるはずです。劇中ではたびたび日付が強調されていますが、タイトルから考えて明日香と遥斗が再会した同窓会から、ちょうど366日目の2024年3月25日が別れの日になるのでしょう」(ドラマライター/ヤマカワ)

本作タイトルの『366日』は、遥斗と再会して過ごした閏年の日々のことを指すようだ。終盤は切ない展開になりそうだが、最後に逆転があるかもしれない。

「第1話の冒頭がその4年後、同じ閏年の2028年で、明日香が遥斗との日々を振り返るようなモノローグのシーンでした。なぜこのシーンを入れたのか? タイトルの“366日”、“閏年”がキーワードになるなら、この年に遥斗が大阪から帰ってきて、明日香と再々会する可能性があります。切ないだけの最終回にはならないはずです」(前同)

遥斗の記憶喪失が2人の別れる原因になったが、ひょっとすると転勤中の大阪で遥斗の記憶が戻るのかもしれない。どんな最終盤になるのか注目したい。

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