相馬(山本耕史)の扉越しの言葉に舞(今田美桜)が涙…感動シーンにSNSも反応「胸熱展開」『花咲舞が黙ってない』

6月8日に日本テレビ系土曜ドラマ『花咲舞が黙ってない』の第9話が放送された。本作は、地位なし権力なし怖いものなしの花咲舞が、弱い立場の人たちのため、銀行内の悪事に真正面からぶつかっていく痛快爽快エンターテインメント。

(※以下ネタバレ含みます)

東京第一銀行の大口取引先である東東デンキに、粉飾決算のニュースが流れた。銀行にとっては寝耳に水のニュースだったが、虎ノ門支店の臨店に行った花咲舞(今田美桜)と相馬健(山本耕史)は、そこで東東デンキの元経理課長市村(俵木藤汰)から、とある話を耳にする。なんと東京第一銀行が、粉飾決算の件を2か月も前に気づいていたというのだ。

東京第一銀行が粉飾の事実を把握していながら隠蔽(いんぺい)をしていた—?驚く舞は、虎ノ門支店で得た情報をまとめた報告書を提出。しかし、経営企画部長の紀本(要潤)は昇仙峡(菊地凛子)に、報告書の隠蔽を指示して—。

そんな中、東東デンキの第三者委員会が、東京第一銀行から粉飾を隠蔽するよう指示があったと公表。東京第一銀行が行った隠蔽工作は、世間に広まってしまうのだった。東京第一銀行側も、急きょ記者会見を行い、東東デンキの発表は事実誤認だと主張。舞と相馬は虚偽の会見に憤りつつ、銀行内の闇を暴こうと調査を始める。

最初に粉飾に気づいたという東東デンキの担当者、早瀬深月(朝倉あき)から真相を聞きだす舞と相馬。2か月前、東東デンキの粉飾に気づいた早瀬は、上司である吉原(平山祐介)に報告するも、隠蔽を指示するように言われたという。その後、早瀬は吉原から、東東デンキへの出向を命じられ、粉飾をリークしろと新聞記者を紹介された。一連の自作自演のような行動に疑問を抱いていたらしい。

石垣大臣と紀本の繋がりとは?

その頃、昇仙峡は紀本から、大臣の石垣信之介(大和田伸也)を紹介されていた。命を絶った元恋人・川野(平原テツ)の手帳に遺された情報から、石垣大臣と紀本の間には深いつながりがあり、その先に銀行の闇があるのでは?と考え、昇仙峡も動き出す。

数日後、突然相馬が富士見ノ丘支店に異動になった。更に早瀬も銀行を退職するという。そのことに責任を感じた舞は、その晩『花さき』に相馬がやってきても、部屋に閉じこもって出てこないのだった。「私は正しさを押し付けていたんです。ひとりよがりでした」と話す舞に、「こんなことで花咲舞が黙るのか?」と扉越しに返す相馬。そして、もし舞が臨店班に来てなければ、自分は腐ってたかもしれないと言い、「ありがとうな」と感謝の思いを口にする。

そんな相馬の言葉に涙を流す舞は、「花咲は正しいと思うことをためらわずにやれ」と言われて、ようやく姿を現す。出てきた舞は、「相馬さんが言ってくれたから、私はこれからも黙りません。今までありがとうございました」と相馬に頭をさげて―。

今回はこの舞と相馬のシーンに反応が多く集まっていたようで、SNSでは「胸熱展開で良かった」「花さきのシーン、ぼろぼろに泣いてしまった」など感動する声が多数。なかでも、姿の見えない舞に語り掛けた相馬について「相馬さん優しすぎる」「舞への言葉ひとつひとつに愛がこもりすぎてるよ」「めちゃくちゃいい上司じゃんか…」などのコメントが寄せられていた。

相馬は姿を現さない舞に話しかける

それから数日がたち、臨店班に舞が一人でいると…昇仙峡が突然やって来た。そして舞に懇願する。「私一人がどんなに頑張ってもこの銀行は変わらない。でも変えたいの、どうしても。だから力を貸して」その言葉を聞いて驚く舞と向かい合うように立つ昇仙峡。9話はそんな2人の姿を映して幕を閉じた。

この急展開に「その言葉待ってました!!」「花咲と昇仙峡が共闘なのか?ムネアツ展開だ!」「舞ちゃんと昇仙峡さん2人でどこまで追求出来るのか 悪を一掃してくれ〜」など2人が手を組むことに期待する人のコメントが多数あがっていた。

そしてついに来週最終話を迎えることにも様々な反応が。「うわぁ・・次回、最終回かぁ 結構好きだったのに」「えっむり、、今田美桜ロス、、」「来週最終回なの寂しすぎるからスピンオフください」などの声が早くも寄せられているようだ。

昇仙峡玲子が突然現れて…

6月15日放送の最終話は…

花咲舞、相馬健、昇仙峡玲子の3人は、タッグを組んで、紀本と竹内元頭取、更に財務大臣の石垣が関与する銀行の闇を暴こうと動き出す。調査の結果、紀本と関わりの深い取引先が、株のインサイダー取引で大金を儲けていた疑惑が浮上。しかし証拠は不十分。調査委員会のある2日後までに、舞たちは銀行最大の不正を暴く証拠をつかむことができるのか──!?

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写真提供:(C)日テレ

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