20世紀の終わりから未来へ 当時の写真や作文に歓声!タイムカプセル開封したら…【長野】

入っていた作文や写真に恥ずかしさと懐かしみを感じました。
20世紀の終わりに埋めたタイムカプセルを開封する催しが週末、各地で開かれました。

重機で引き上げたのはフタです。
中に入っていた金属製のカプセルは…、1人では持てません。
辰野町の町長たちがボルトを外しました。
およそ1900通もの作文がぎっしり。24年前、小中学生や町民が将来の自分に書きました。
「ありました!!」
時は、世紀末、どんな未来を思い描いたのでしょう。
■女性「厳重ですね、当時の私。ビリビリ」【ホチキスで閉じる】
■女性の友達「読んで読んで!」「ちょっと恥ずかしい!。えーと、「21世紀の自分へ。
21世紀の自分は、大人で子どもが出来て、だんなさんも出来ていると思います」
Q「その作文通りになっていますか?
■女性「なっていないです!あははは!」
■当時中2の男性
「とにかく良い辰野町でいてほしいです。林啓太」「良い辰野町、というのは変わらず、ずっと私の願い通りになっているんじゃないかと思いました」

佐久市の幼稚園では、25年前に封をしたタイムカプセルを開けました。
浦島太郎に扮するのは、当時の園長です。
玉手箱の影響ではなく…リアルに時が流れ、90歳になりました。
「はい来たよ拍手~!」
1999年の在園児450人分、ひとりひとりに宛て、大きな封筒がお茶の木箱に保管されていました。
「めっちゃきれいに入っている」「あ(開封年が)書いてあるんだ~」
■娘(封入物みせて)「恥ずかしい…」
■母「ママだ…」
■当時の園児「最近の美沙、自転車に乗る。地域振興券で買いました…」
■母親「ああ!あったね!」地域振興券。
当時の小渕内閣の緊急経済対策として、高齢者と子どもに1人2万円分の商品券が配られました。携帯電話の番号が、11ケタになった年でもあります。
■当時年少の女性「私も今保育士やっているので、こういう風に幼稚園の時に先生たちに大事にしてもらったから、今、こうやって保育士になっているんだなと感じました。
ここにルーツがあるんだな」

当時の園児は父や母となり、自分の子どもも連れてきました。
■子どもが同じ幼稚園に通う(28)男性
「25年前、ちょうど、今の娘と同い年だったというのを考えると」「自分が(四半世紀後)また年取って50歳以上になると思うと、25年間て意外と、長いようであっという間だったって感じましたね」
25年後、皆さんは何歳になっていますかー。

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