マツダ不正問題 国交省が立ち入り検査

車の大量生産に必要な「型式指定」をめぐり不正があった問題で、国土交通省は10日、広島のマツダ本社に立ち入り検査しました。

■渡邊洋輔記者

「現在午後1時過ぎです。国交省の職員がマツダ本社に入っていきます。これから不正の事実関係の確認を始めます」

10日、広島県安芸郡府中町の「マツダ本社」に国交省の職員4人が立ち入り検査に入りました。

この問題は「型式指定」の認証検査をめぐりアテンザなど過去に生産していた3車種と「ロードスターRF」「マツダ2」の現行2車種で不正が発覚したものです。

国交省は今後、関係者への聞き取りや書類の調査を進め、マツダの社内規定を確認するほか、不正の事実関係について詳しく調べます。

国交省は調査結果をもとに、行政処分の必要性も含め検討する方針です。

(2024年6月10日放送)

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