【日本代表】久保建英 23歳の誓い「波がある選手になりたくない」「あと10年、12年は…」

広島で次戦への調整を行ったMF久保建英(左)

日本代表MF久保建英(23=レアル・ソシエダード)が〝23歳の誓い〟を表明した。

森保ジャパンは10日、北中米W杯アジア2次予選シリア戦(11日、広島)に向けて試合会場で最終調整を行った。

練習後、取材に応じた久保は懸念される太もも裏のけがについて「大丈夫です。試合に出られる準備はできている。1試合スキップして、次に向けていい休養ができたと思う」と出場できる状態にあると強調した。

代表活動中の4日に23歳の誕生日を迎えたばかり。この1年のテーマについて「コンスタントに僕の本来出せるプレーを出せない時期というか、一番はけがのところで苦しんだというのがあったので。そこと向き合いながら、コンスタントにパフォーマンスを出せれば、おのずと僕が思っている自分になれるのかなと。一番は、自分のパフォーマンスを出せない回数を減らしたい。波がある選手になりたくないので。できるだけいい準備をして、まずはけがを治すじゃないけど、再発しないように気を付ける」。そして「出たらたぶんやれると思うので、コンディションだけ気を付けて23歳を頑張りたい」と力強く宣言した。

代表とクラブでともに結果を出し続けることはタフさが求められる。

「代表でやっていこうと思ったら、あと10年、12年というのは、こういうのが続くなと個人的には思っているので。厳しいっちゃ厳しいですけど、やりながら変わっていくこともあると思うし。選手個人としてはたくさん試合ができることを喜びを感じつつ、コンディションのところで何か他のところでトライしていこうかなと。僕の部分で何か変われることがあれば一番」と力説した。

代表で長くエースとして君臨するために、至宝が決意を新たにしていた。

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