【平日のランチ代】「いつも外食ランチ」と「弁当持参」1年でどのくらいの差が出る?

ランチ代の平均金額

株式会社イードが、20〜60代のオフィスで仕事をしている会社員、男女498人を対象に行った「会社員のランチ代についてのアンケート調査」によるランチ代の平均額を年代・男女別に表1にまとめました。

表1

※株式会社イード「会社員のランチ代についてのアンケート調査」を基に筆者作成

男女別に見るとランチ代は女性の方が22.3円高い結果となりました。また、年代別で見ると、20代が一番低く、一番高60代とは、99.3円の差があります。表2では「ランチで主に食べているものは何ですか?」という質問の回答とその割合をまとめました。

表2

※株式会社イード「会社員のランチ代についてのアンケート調査」を基に筆者作成

同調査によると、ファストフード店や定食屋などのハンバーガーやパスタ、うどん、日替わり定食を食べている方や、コンビニで、おにぎりやパン、弁当、カップラーメンなどを買って食べる方などさまざまです。

ランチでは、弁当を持参している方は少なく、外食やコンビ二で済ませている方の方が多い傾向にあります。

手作り弁当1食あたりの平均額

株式会社ニチレイフーズが、対象者20〜60代の男女、約3万3000人を対象に行った「お弁当事情に関する調査」によると、手作り弁当にかかる費用の全国平均は一食あたり「231.5円」です。

「会社員のランチ代についてのアンケート調査」によるランチ代の全体平均「575.8円」と比較すると、年間で「約12万5600円」の節約ができています。

お弁当の平均額が一番低い都道府県は「三重県(192.5円)」、一番高い都道府県は「東京都(257.5円)」でした。都内の方が物価が高いため、お弁当の平均額も高い傾向にあります。

また、東京都はデリバリーやお弁当の移動販売などを利用する方が多いことから、お弁当を作っている都道府県ランキングでは最下位でした。

お弁当は節約だけでなく健康面でもメリットが!

お弁当は、節約の効果があるだけではなく、健康面やダイエット効果も期待ができるため、一挙両得だと言えるでしょう。

また、外食に比べてその日の自分の体調に合わせたいときや、ダイエットをしたいときなどに、野菜の種類や、おかずやご飯の量などを自分自身で調節することができます。お弁当で自分の健康管理ができるため、カロリーや栄養バランスを気にしている方は、お弁当が向いているでしょう。

しかし、健康の意識がないと、栄養バランスが偏る場合もあるので注意しましょう。

外食に比べて手作り弁当は約12万5000円も節約できて健康的!

ランチを「手作りのお弁当」と「外食」で済ませる場合では、「手作りのお弁当」の方が年間で約12万5000円も節約ができる結果になりました。手作りのお弁当は、安く済むだけでなく、健康にも良いと言われています。

皆さんそれぞれ毎日忙しい日々を送っているため、お弁当を作るのは大変ですが、節約と健康のためにこれからも頑張って続けてみてください。昨晩の残りおかずを使ったり、作り置きをしたりしておくなどの工夫を取り入れると、手間や負担を省けるでしょう。

出典

株式会社イード「会社員のランチ代についてのアンケート調査」
株式会社ニチレイフーズ「お弁当事情に関する調査」

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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