「目指すメダルは『金』」県関係では初のパリ五輪日本代表内定 陸上・男子20km競歩の古賀友太選手【徳島】

6月10日、パリオリンピックの陸上・男子20km競歩の日本代表に内定した大塚製薬の古賀友太選手が取材に応じ、自身初の五輪出場に向けた意気込みを語りました。

(近藤善允記者)

「パリオリンピックまであと2か月。古賀選手は鳴門市の練習場で汗を流しています」

パリオリンピック男子20km競歩の日本代表、大塚製薬陸上部の古賀友太選手は福岡県出身の24歳です。

2023年にハンガリーでおこなわれた世界選手権で日本人最高位の12位に入ると、2024年2月の日本選手権では自己ベストを1分近く更新する1時間17分47秒で3位となり、2024年夏に開催されるパリオリンピック出場が内定しました。

(パリオリンピック男子20km競歩・日本代表 古賀友太選手)

「ずっと目標にしていた大会なのでうれしいという気持ちと、ほっとする安心感、その次に責任と自覚というところが徐々に芽生えてきた」

古賀選手にとっては初めてのオリンピック出場です。

(パリオリンピック男子20km競歩・日本代表 古賀友太選手)

「今の段階は、ピラミッドで言う土台の一番下の部分を固めている状況。ペースはそんなに速くないが、距離を長く踏んで、足と体を作っているその上に、スピードを乗せていくイメージ」

(パリオリンピック男子20km競歩・日本代表 古賀友太選手)

「高いところを目指して、自分自身の目標を上げて、それに追いつけるような取り組みとか練習にしていきたい。メダルを目指しています。(Q.メダルのカラーは?)金ですね」

県関係でパリオリンピック出場を決めたのは、古賀選手が初めてです。

パリオリンピック男子20km競歩は、8月1日に行われます。

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