レアル・マドリードはFIFAクラブワールドカップ2025への参加を拒否? アンチェロッティ監督が発言

レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は10日に配信されたイタリアメディア『イル・ジョルナーレ』のインタビューで「Mundial de Clubes FIFA 25」(FIFAクラブワールドカップ2025)の参加拒否を示唆する発言をした。

新たなクラブワールドカップとして開催される「Mundial de Clubes FIFA」には合計32チームが参加。第1回大会は2025年6月15日から7月13日までアメリカ合衆国で開催され、出場チームは2021年から2024年の各大陸の成績で決定する。各大陸の王者と国際サッカー連盟(FIFA)が算出するクラブランキング上位のチームに出場権が与えられ、既に浦和レッズやアル・ヒラル、アル・アハリ、パルメイラス、フルミネンセ、そしてレアル・マドリードなどの出場が決まっている。

1日に行われたドルトムントとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝に勝利し、指揮官としてCLを5度制した最初の監督となったアンチェロッティ監督は、『イル・ジョルナーレ』のインタビューで「レアル・マドリードの1試合には2000万ユーロ(約34億円)の価値がある。しかし、FIFAは大会全体の報酬としてその金額を我々に支払いたいらしい。ありえないよ。私たち同様、他のクラブも大会参加を拒否するだろう」と、新たなクラブワールドカップへの参加に否定的な態度を表明。すると瞬く間に世界各国メディアでは「レアル・マドリードはクラブワールドカップ不参加へ」という見出しが踊った。

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