6月に電気代値上げを受け“電気代節約”を重視する人が多数、20~30代男女の「冷房の設定温度」【トップ3】

設定温度1℃で電気代も違う(photoAC)

6月に入り、25℃以上の夏日が増える予想が出ている。また今年は、夏に発生すると高温になる恐れのある“ラニーニャ現象”の発生確率が高まっているという。家や職場ではすでに冷房を使用している人も多いと思うが、6月からは電気代の値上げもあり、今後の電気代も気になってくる。しかし毎年のように高温を記録する夏には、冷房をつけないと熱中症の危険もあるため、悩ましいところだ。そこで今回は20~30代男女100人に「冷房の設定温度」について聞いてみた。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

第3位は、25℃。

かなり低めとも思える温度だが、外気温が30℃以上にもなる最近の真夏の昼間にはちょうどいいと感じる人も多そう。

「電気代節約のためと、ペットのため」(28歳/男性/学生・フリーター)

「28℃をオススメされるが、正直暑いです。自分にとってちょうどよいのが25℃くらい」(350歳/男性/デザイン関係)

「そのぐらいじゃないと冷えてる感がない」(33歳/女性/主婦)

「エアコンが苦手なので入浴中に部屋を冷やして、部屋にいるときはエアコンを切るので低めに設定しています」(44歳/女性)

「ちょうどよい」(20歳/女性/学生・フリーター)

「私はもう少し高くてもいいと思うけど、これ以上上げると、外気温によってはエアコンから出てくる空気が臭ってくるから」(49歳/女性/主婦)

「28℃が良いと聞いたことあるけど、うちは隙間が多いのか効かなかったから、25℃まで下げてみたらちょうどよかった」(21歳/女性/学生・フリーター)

「暑いと感じず電気代をかけすぎない」(34歳/男性/総務・人事・事務)

「電気代節約のため」(40歳/男性/専門職)

「あまり冷えすぎるのが好きではないから」(39歳/女性)

「ちょっと涼しいのが好きだから」(48歳/女性/総務・人事・事務)

■第2位は心地よい27℃

第2位は、27℃。

冷房の設定温度は男女で差があるというが、今回27℃を選んだ20%の内訳は男女ちょうど半々という結果だった。

「28℃では少し動くと汗が出てしまう」(25歳/男性/学生・フリーター)

「一番心地よい温度だから」(29歳/女性)

「28℃では暑く、26℃では寒い」(34歳/女性/主婦)

「暑さをしのぐことができるギリギリの設定」(47歳/男性)

「寒すぎない」(33歳/男性/総務・人事・事務)

「27℃より下げると寒い」(38歳/女性)

「賃貸についているエアコンが古くて、27℃以下にしないと部屋が冷えない」(31歳/女性/主婦)

「電気代節約も考えつつ、快適に過ごせるようにいろいろ考えた結果、27℃に落ちついた」(47歳/男性)

「節約のため」(29歳/女性)

■第1位は「電気代節約のため」28℃

第1位は、28℃。

環境省が「快適性を損なわない範囲で省エネルギーを目指すため」に推奨している夏季の室温が28℃。環境省のホームページによれば、「エアコン設定温度を1℃緩和した場合の消費電力量」は「冷房時約13%」の削減になるという。

「ペット、子どものため」(26歳/女性/営業・販売)

「節電の目安として、CM等で広く推奨されているから」(36歳/男性)

「冷え性だから」(23歳/女性)

「電気代節約のため。暑くても我慢する」(38歳/女性/総務・人事・事務)

「内臓を冷やさないため」(40歳/男性)

「節電と環境負荷軽減のため」(39歳/女性)

「電気代節約、クーラー病予防」(44歳/女性/総務・人事・事務)

「電気代節約のため」(22歳/女性)

「エコな温度だから」(43歳/女性/主婦)

「節電になるし、その温度で十分涼しいと感じる」(40歳/女性/主婦)

「節電とマスコミでやたらと推奨している温度なので間違いないかと思っている」(48歳/男性)

「子どもの頃から“冷房は28℃にしろ”といろんなメディアにいわれてきたから」(40歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)

「節約と健康のため」(33歳/男性/学生・フリーター)

■「冷房の設定温度」
1位 28℃
2位 27℃
3位 25℃
4位 26℃
5位 20℃
6位 24℃
7位 22℃
7位 23℃
9位 21℃
9位 30℃

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