【旬食材】ふつうのとは何が違う?今しか味わえない新にんにくをおいしく食べよう

真夏を迎える前に旬の季節がやってくる「新にんにく」は食べたことありますか。

通常のにんにくは収穫後、乾燥させてから店頭に並びますが、新にんにくは収穫したらそのまま出荷されます。辛味が少なくみずみずしい新にんにくは旬の季節しか味わえない!

今回は、育児料理アドバイザーの菅智香さんが、新にんにくの保存方法、おすすめのレシピをご紹介します。ぜひ新にんにくのおいしさを堪能してくださいね。

新にんにくの特徴

通常、にんにくはしっかり乾燥させて長期保存できるように処理してから出荷されています。カサカサした皮に覆われていますが、新にんにくは皮がみずみずしいのが特徴です。

加熱するとねっとり、そしてホクホクした独特の食感を楽しめますよ。ふつうのにんにくより刺激が強くないので、薄切りやみじん切りにして調理するだけでなく、丸焼きや素揚げなどでもおいしくいただけます。

新にんにくの保存方法

新にんにくは水分が多いので、ふつうのにんにくとは保存方法が異なります。

冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙やキッチンペーパーにまるごと包み、食品用の保存袋に入れます。密閉をしないで保存してください。閉じてしまうと湿気がこもり、カビの原因になりますよ。3週間を目安に使い切りましょう。

冷凍する場合は皮ごと1片ずつに分け、冷凍できる食品用保存袋に入れて空気を抜いて冷凍庫に入れましょう。冷凍した新にんにくは3カ月程度で食べ切ってくださいね。

便利な常備菜!新にんにくのオイル漬け

新にんにくは、ふつうのにんにくより保存期間が短いので、大量に手に入った場合は、オイルで煮るのがおすすめです。

オリーブオイルで加熱した新にんにくはねっとりとした味わいでとてもおいしい!そのままはもちろん、潰してバゲットに塗り、ガーリックトーストにしてもおいしく食べられます。

また、オリーブオイルにも新にんにくの旨味が詰まっているので、ガーリックオイルとして使用できます。パスタにからめたり、野菜を炒める際に使うと、いつも以上においしい料理になりますよ。

オイルで煮るのがおすすめです。常温で1カ月ほど保存ができますよ。

材料

新にんにく 6個
ローズマリー 2枝
鷹の爪 ひとつまみ
オリーブオイル 適量

作り方

(1)新にんにくの皮を剥く。

(2)フライパンに新にんにく、ローズマリー、鷹の爪を入れる。

(3)新にんにくが浸かるまでオリーブオイルを注ぎ入れ、中火で15分加熱して完成。

新にんにくは、真夏を迎える少し前までしか楽しむことができない、旬を感じられる食材です。店頭で見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。

■執筆/菅智香…育児料理アドバイザー。子どもに食べさせたい料理、子どもと作りたい料理、美容に良い料理の提案が得意。
編集/サンキュ!編集部

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