レアル・マドリードがクラブW杯参加拒否報道を正式に否定 アンチェロッティ監督も声明を発表

レアル・マドリードは10日、「Mundial de Clubes FIFA 25」(FIFAクラブワールドカップ2025)に参加することを公式声明で発表した。

新たなクラブワールドカップとして開催される「Mundial de Clubes FIFA」を巡っては、レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督がイタリアメディアの『イル・ジョルナーレ』のインタビューで「レアル・マドリードの1試合には2000万ユーロ(約34億円)の価値がある。しかし、国際サッカー連盟(FIFA)は大会全体の報酬としてその金額を我々に支払いたいらしい。ありえないよ。私たち同様、他のクラブも大会参加を拒否するだろう」と発言したと伝えたことから、世界各国のメディアが「レアル・マドリードはクラブワールドカップ不参加へ」と報じた。

しかし、レアル・マドリードは公式声明で「我々はMundial de Clubes FIFA 25への参加を疑ったことはありません。当クラブはこのタイトルで世界中にいる数百万のサポーターに新たな夢を与えるために、予定通り、誇りと最大限の希望を持ってこの大会に出場します」と同大会への参加を明言した。

また、アンチェロッティ監督は自身の公式Xで「FIFAクラブワールドカップに関する『イル・ジョルナーレ』のインタビューでの私の発言は、私が意図した通りに伝えられていません。レアル・マドリードが偉大なタイトルを目指して戦い続けるための素晴らしい機会となりえるこの大会への出場を拒否することは、私の意図から大きくかけ離れたことです」と声明を発表し、参加拒否という報道を否定した。

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