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サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ナスルは、ポーランド代表GKヴォイツェフ・シュチェスニーの獲得を巡り、ユヴェントスと交渉中だという。移籍事情に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。
現在ユヴェントスは、約1800万ユーロ(約30億円)の移籍金でモンツァに所属するイタリア人GKのミケーレ・ディ・グレゴリオの獲得が間近に迫っており、控えGKのマッティア・ペリンとの契約延長にも動いている。
ディ・グレゴリオは移籍に際して、正GKとして迎え入れられる予定で、長年ユヴェントスの正守護神を務めてきたシュチェスニーの立場が危ぶまれることになると予想されている。そこでファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ユヴェントスとアル・ナスルの両クラブは、すでにシュチェスニーの移籍に関して交渉を開始したと伝えており、シュチェスニーが今夏のサウジアラビアへの移籍第1号になる可能性があるようだ。
また報道によると、ユヴェントスはシュチェスニーの売却を前向きに考えているようで、移籍の最終判断は本人に委ねられているという。
アル・ナスルには、かつてアーセナルでポジションを奪われたダビド・オスピナが所属しているが、2024年6月30日までの契約となっており、その後釜としてシュチェスニーの獲得を目指していると伝えられている。現在アル・ナスルは、サディオ・マネやアイメリク・ラポルトらが所属しており、移籍が成立すると、かつての同僚クリスティアーノ・ロナウドと再会することになる。
2017年の夏にアーセナルからユヴェントスに移籍し、7シーズンで252試合に出場したシュチェスニー。今夏のサウジ移籍第1号となるのだろうか、本人の決断に注目だ。