【中国】大湾区MSが閉幕、来場者86万人超え[車両]

広東省深セン市で1日から開催されていた「第28回粤港澳大湾区国際汽車博覧会(大湾区モーターショー)」が9日、閉幕した。主催者団体によると、来場者数(延べ人数)は86万人を超え、北京や上海、広東省広州の中国3大モーターショーと並ぶ規模に成長したことを印象付けた。

来場者数は昨秋の広州モーターショー(10日間で84万7,000人)や今春の北京モーターショー(10日間で89万2,000人)と肩を並べた。昨春開催の上海モーターショーは10日間で90万6,000人。

展示面積の規模は前年から5万平方メートル増やして20万平方メートル。107の自動車ブランドが出展し、展示車両数は1,036台となった。ブランド発表会の開催は50件余り。

大湾区モーターショーは展示車両の即売を行うのが特徴で、会期中に成約した車両数は4万26台、成約金額は100億元(約2,200億円)以上だった。前年からそれぞれ2.7%、約5%増えた。

大湾区モーターショーは1991年に「深港澳国際汽車博覧会(深セン・香港・マカオモーターショー)」としてスタートし、2020年の第24回から現在の名称に変更。22年に北京モーターショーが中止となった関係で、大湾区モーターショーへの注目度が同年から急に高まった。

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