足利のブルーベリー農園オープン 今年はスイーツカフェも 家族連れら大粒の果実、感動収穫

ブルーベリー狩りを楽しむ来場者

 【足利】田島町の「あしかがブルーベリー感動農園」が8日オープンし、家族連れらが熟した大粒の果実を摘み取り、品種による味の違いなどを楽しんだ。

 約5千平方メートルの園内で千本超の栽培。甘みが強い「オニール」やブルーベリーの王様と称される「スパルタン」、星形が特徴の「フロリダスター」など約70品種を育てている。

 雨天が多く、生育が昨年より遅れたものの予定通りにオープン。訪れた高崎市萩原町、会社経営工藤伸二(くどうしんじ)さん(59)は「甘みや酸味など品種の違いがよく分かる。景色も良くて気持ちが良い」と喜んだ。

 今年は園内にスイーツカフェも併設した。園長の井上和之(いのうえかずゆき)さん(52)は「ワクワクするような収穫体験をしてもらい、自分の好みを発見してもらいたい」と呼びかけている。

 営業は月、水、土、日曜の午前9時~午後6時半。時間無制限の食べ放題で大人2千円、小学生と75歳以上は1500円。(問)井上さん090.3067.1301。

収穫期を迎えたブルーベリー
収穫期を迎えたブルーベリー

© 株式会社下野新聞社