富山市ファミリーパーク(同市古沢)は10日、能登半島地震で被災したのとじま水族館(石川県七尾市)から受け入れているフンボルトペンギンが産んだひな2羽が巣から出て、順調に成長していると発表した。
ひながふ化したのは、4月9日と10日。それぞれ約3430グラムと約3250グラムまで大きくなった。ペンギン池にある巣箱の外から出て、親から餌をもらったり羽づくろいされたりしている姿が見られるという。
同パークは、日本動物園水族館協会(JAZA)から協力の依頼を受け、のとじま水族館からフンボルトペンギン10羽を受け入れている。同パークで以前から飼育しているフンボルトペンギンが産んだひな2羽も巣から出て、池で泳いでいる。