ティラノサウルス疾走! 富山市大山地域で350人が着ぐるみレース

恐竜の着ぐるみで全力疾走する参加者=大山総合グラウンド

 大山ダイナソー祭りが8日、富山市花崎(大山)の大山総合グラウンドで開かれた。メインイベントとなった恐竜の着ぐるみ姿で走るティラノサウルスレースには多くの人が参加し、盛り上がった。

 恐竜化石の発見地という特色を生かして地域を盛り上げようと、富山市南商工会青年部大山支部でつくる実行委員会が初めて企画。上滝中学校の生徒50人もボランティアで運営に協力した。

 ティラノサウルスレースには350人が参加。成獣の部(中学生以上)、幼獣の部(小学生)、タマゴの部(小学生未満)を設け、それぞれがゴールを目指した。参加者は準備体操をした後、恐竜のかぶり物や着ぐるみを身に着け、応援を受けながら全力で走った。

 幼獣の部に参加した同市上滝小学校5年の金木蒼弥さんは「また来年も参加したい」と笑顔。立山町釜ケ渕小学校3年の松本琥珀さんは「風が強くて後ろに引っ張られそうになったけど、楽しかった」と満足そうな表情を浮かべた。

 上滝保育園と、おおしょう保育園の園児による恐竜ダンスや、上滝中学校吹奏楽部による演奏もあった。多彩な飲食ブースも並び、多くの人でにぎわった。北日本新聞社後援。

タマゴの部に参加した子どもたち
幼獣の部に参加し、ゴールを目指す子どもたち
準備体操をする参加者たち

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