マラウイ副大統領の搭乗機が消息絶つ、捜索継続

Frank Phiri

[ブランタイア(マラウイ) 10日 ロイター] - アフリカ南東部マラウイで10日、チリマ副大統領(51)を乗せた軍用機が首都リロングウェを離陸後に消息を絶った。チャクウェラ大統領は同機が見つかるまで捜索を続けると述べた。

大統領府によると、副大統領ら10人を乗せた軍用機は現地時間午前9時17分に首都を発った後、レーダーから消えた。午前10時02分に北部のムズズ空港に着陸予定だった。

大統領は、同機は視界不良のため空港に着陸できず、首都に引き返すよう指示を受けたと説明。「生存者が見つかるという一縷の望みを抱いている」と述べた。半径10キロメートルの森林保護区を中心に捜索活動を続けているという。

チリマ氏は来年の大統領選の候補と目されている。

© ロイター