週間MVP発表 ヤンキース・ジャッジとドジャース・ヘルナンデスが選出

日本時間6月11日、2024年シーズン11週目の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはアーロン・ジャッジ(ヤンキース)、ナショナル・リーグはテオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)が選出された。ジャッジは今季2度目、キャリア通算では10度目の受賞となった。一方のヘルナンデスはキャリア2度目の受賞となり、ドジャースからの選出は2022年5月の大谷翔平以来となった。この2選手の受賞により、ヤンキースは143人目の週間MVPを輩出(レッドソックスと並んでMLB最多)したことになり、ドジャースからは132人目の栄誉(ヤンキース、レッドソックスに次いで3番目)となった。

32歳のジャッジは、20打数10安打で打率.500、3本塁打12打点8得点、OPS1.830をマーク。打点、長打率、OPS、四球、長打、塁打数でメジャートップ(あるいはトップタイ)を記録した。週末のドジャースとの3連戦では3本塁打を積み重ね、今季トータルをMLB単独トップの24本塁打に伸ばしていた。日本時間9日の試合で記録したマルチ本塁打は、自身36回目のマルチ本塁打であり、これは2016年以降のMLBでは最多。ヤンキースの歴史で見ても、ベーブ・ルース(68回)やミッキー・マントル(46回)らに続く歴代4位となっている。

31歳のヘルナンデスは、25打数9安打で打率.360、4本塁打10打点6得点、OPS1.389をマーク。本塁打、長打、塁打数でメジャートップ(あるいはトップタイ)を記録した。日本時間9日のヤンキース戦では、今季2度目のマルチ本塁打を放ち、キャリアハイの6打点と大暴れ。ア・リーグ勝率トップのヤンキースに対する3連戦に勝ち越す上で大きな貢献を果たした。1年契約でドジャースに加入したヘルナンデスは、ここまで67試合、打率.266、16本塁打、OPS.849の好成績を残している。

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