海自ヘリ、不明7人は死亡と判断 墜落事故で防衛相

 木原稔防衛相は11日の閣議後記者会見で、海上自衛隊のヘリコプター同士が衝突し、墜落した事故で行方不明となっている隊員7人に関し「死亡と判断するに至った」と述べた。死者は計8人になった。

 事故は4月20日深夜に、伊豆諸島の鳥島東方海域で行われていた対潜水艦戦訓練中に発生した。小松島航空基地(徳島県)と大村航空基地(長崎県)にそれぞれ所属するSH60K哨戒ヘリが飛行中に衝突し、墜落した。海自は搭乗していた隊員1人を救助したが、死亡を確認。残る7人の捜索を続けていた。

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