川上、男子100メートルV 前川は女子走り幅跳び制す 日本パラ陸上

 パラ陸上の日本選手権最終日は9日、三重県伊勢市宇治館町のスポーツの杜伊勢陸上競技場で行われ、日本代表勢は男子100メートル(視覚障害T13)で5月の世界選手権銀メダリストの川上秀太(アスピカ)が10秒98で優勝した。

 県関係では女子走り幅跳び(義足T63)で世界選手権銅メダリストの前川楓(新日本住設)=津市出身=が4メートル54で1位。男子200メートル(義足T64)決勝には井谷俊介(SMBC日興證券)=大紀町出身=が自身の持つアジア記録(22秒99)を目指して出場したが向かい風に苦しみ25秒67の5位でフィニッシュした。

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