【カブス】今永昇太を米スポーツサイトが大絶賛「カブスが破綻していないのは彼のおかげ」

カブスの今永昇太(ロイター=USA TODAY Sports)

米スポーツサイトのアスレチックは10日(日本時間11日)にカブスを検証する記事を掲載した。ここまで32勝34敗でナ・リーグ中地区首位ブルワーズに6・5ゲーム差の2位だ。トレード期限までに買い手になるという前提で「守備力の改善」、得点圏打率が低い「攻撃陣のアップグレード」、3つ目に「今永昇太投手(30)の周囲(にいる先発投手)がステップアップする」ことを挙げた。

今永は9日(同10日)のレッズ戦に先発して6回2/3を投げ5安打2失点 7三振1四球の好投でチームの4連敗を阻止し、5月1日以来の6勝目(1敗)を挙げた。防御率1・96はリーグ3位だ。

同サイトは「今永は7回に入るまで得点圏に走者を出すことなく、ほぼ(相手を)圧倒していた」と振り返るとこう続けた。

「彼がいなかったら、このチームがどうなっていたか想像してみてほしい。彼が登板した試合(のチーム成績)は10勝2敗で、それ以外の試合は22勝32敗だ。今シーズンが完全に破綻していないのは彼のおかげだ」。大絶賛だ。

昨年、あと一歩及ばずプレーオフ進出を逃したカブス。攻撃陣をテコ入れし、投手陣をどう立て直すのか。昨年オフにブルワーズから「電撃移籍」したカウンセル監督の手腕が問われる。

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