タトラ伝統のオフロード性能を追求…新型トラック『フェニックス』発表

タトラ・フェニックス

チェコに本拠を置くタトラは6月6日、新型トラック『フェニックス』をワールドプレミアした。1850年設立のタトラの最新モデルだ。

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フェニックスは、従来モデルと同様に、タトラのデザイナーの技術と創意工夫、実績あるシャシー、長年のパートナーのオランダのDAFトラックスのキャビンとエンジン、ZFのギアボックスやアリソンの技術が融合されている。

フェニックスは、「DAF XDC」キャビン(コンストラクションシリーズ)を採用しており、安全性、耐久性、快適性を最大限に考慮して開発された。キャビンは短い「デイ」バージョンと延長された「スリーパー」バージョン、さらには一つまたは二つのベッドを備えたスリーパー・バージョンも用意される。デジタルダッシュボードを採用している。

シャシーは、センターバックボーンチューブにドライブシャフトとデファレンシャルを収納し、独立したエアサスペンションのスイングハーフアクスルによって、伝統のオフロード性能を追求している。基本的なシャシー構成は4x4、6x6、8x8、8x6で、四軸バージョンも1+3構成で用意される。

フェニックスは、最新の「Paccar」エンジン(「MX-11」および「MX-13」シリーズ)を搭載し、最新の技術とデザインを取り入れている。エンジンは300kWから390kWの出力バージョンがあり、ZF の「TraXon」自動変速機が標準装備される。

さらに、フェニックスは、自動ワイパー制御システム、コーナービューシステム、デジタルビジョンシステムなどが搭載されており、安全性と快適性が向上している。

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