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ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が、9日(日本時間10日)のドジャース戦後に試合を振り返り、大谷翔平投手との「対決」となった犠飛について語った。
◆【実際の動画】「大谷翔平vs.ジャッジ」!ジャッジが不慣れな右翼手で全力投球を見せるも……!大谷の俊足に軍配
■「95~96マイルが投げられていたら……」
ヤンキース2点リードの8回1死三塁、ウィル・スミス捕手の浅い飛球が右翼を守るジャッジの元へ。タッチアップを狙った三塁走者・大谷との勝負となったが、間一髪スライディングで滑り込んだ大谷に軍配が挙がった。
ジャッジは試合後に地元メディアの取材に応じると、「いやあ、足が速いよね……」と思わず苦笑い。「彼みたいな選手をアウトにするには、正確な送球をしないと。走るのは分かっていたし、95~96マイルが投げられていたらチャンスはあったかも。彼はスピードスターだね、最高の選手だよ」と大谷の俊足に賛辞を贈った。
MLB公式によると、ジャッジの送球は93.4マイル(約150.3キロ)を計測。今季右翼手としてはわずか33イニングの出場、本職の中堅手では送球の平均が86.6マイル(約139.3キロ)とメジャー全体では平均よりやや上くらいの指標だが、この日は今季の自身最速93.5マイル(約150.4キロ)に迫る「全力投球」を披露した。
打席では4打数3安打2打点、2試合連続の24号アーチを放って試合にも勝利したジャッジ。大谷との“対決”には敗れたものの、笑顔を絶やさず終始ご機嫌だった。