正午を告げる「ドン花火」打ち上げ… “越中三大名物” 「売薬」「船橋」に並ぶ200年以上の伝統

富山市で時の記念日(6月10日)に正午を知らせる「ドン花火」…ことしも打ち上げられました。

この「ドン花火」は富山城の鐘を鳴らして時を知らせていた江戸時代の伝統を受け継ぐもので、今も市民に親しまれています。

1956年(昭和31年)から毎年6月10日の「時の記念日」の正午にあわせて打ち上げられていて、ことしで69回目を迎えます。

10日は神通川の河川敷で直径21センチの7号玉に点火した花火が、高さ180メートルまで打ち上げられ、ドンという花火の大きな音が富山の街に正午を告げました。

花火を打ち上げたマツダ 松田利彦代表:「これをやっているのは、いつも言われるんですけど、富山県だけなもんですから。次の代に引き継ぎながら続けていければと思ってます」

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