UAW会長、報復疑惑で調査対象に

Nora Eckert David Shepardson

[デトロイト 10日 ロイター] - 全米自動車労組(UAW)のフェイン会長が、UAWの幹部への報復行為に及んだ疑いで、独立した連邦調査員から調査を受けていることが10日、裁判所に申請された書類で分かった。

申請書類によると、調査員のニール・バロフスキー氏は、フェイン会長の疑惑を調べるため、今年2月に調査を立ち上げた。疑惑には、UAWの財務責任者が、フェイン会長のオフィスのための支出を認めることを拒否したり、後ろ向きだったりしたことで報復されたとの主張を含む。

バロフスキー氏は、財務責任者の行動への調査も立ち上げている。UAWはコメントを控えた。

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