沖縄本島中南部の14市町村に大雨などの警報 11日夕方まで河川の増水に警戒呼びかけ【動画あり】

 沖縄気象台は11日午後0時半ごろ、沖縄本島中南部の14市町村に大雨などの警報を発令した。糸満市と南城市、八重瀬町に大雨洪水警報、豊見城市、渡嘉敷村に大雨警報、那覇市、浦添市、宜野湾市、沖縄市、うるま市、読谷村、嘉手納町、北谷町、北中城村には洪水警報を出した。同日夕方まで河川の増水に警戒するよう呼びかけている。

 沖縄本島地方では、梅雨前線や前線に流れ込む湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となっている。その他本島中南部でも大雨注意報が発表されており、雨雲の発達の程度によっては警報級の大雨となる恐れがある。

 12日にかけて多い所で1時間に30ミリの激しい雨が降る見込み。同気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意が必要としている。

大雨で増水した豊見城市の渡橋名交差点=11日午後0時14分

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