自民島根・細田県連会長、退任へ 「責任は私にある。けじめをつけないと」 4月の衆院補選敗北で意向示す

細田重雄氏

 自民党島根県連の細田重雄会長が10日、7月6日に松江市内で開く県連大会を最後に会長職を退く意向を示した。党公認候補が野党候補に敗れた4月の衆院島根1区補選を念頭に「責任は私にある。けじめをつけないといけない」と述べた。

 10日に同市内であった党所属県議らでつくる県連常任総務会後の取材に答えた。新役員体制に関しては「どうなるか分からない。辞めていく者が後のことをとやかくは言わない」と述べるにとどめた。

 県連は、島根1区補選を総括した上で次期衆院選の候補者選定を本格的に進める方針。県連大会までが任期の役員人事を早期に固め、新しい役員体制で候補者選定を進めるため、県連大会の日程を当初予定した7月28日から同月6日に前倒しした。

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