赤井川村と北海道ガスが脱炭素目指し協定 キロロに省エネ設備も

後志の赤井川村はきのう、北ガスとゼロカーボンに関する連携協定を締結しました。赤井川村は2050年までにCO2排出量を実質ゼロとする目標を掲げていますが、排出量のおよそ半分をキロロリゾートなど観光関連が占めています。

このため北ガスが独自開発した省エネシステム「ミース」をキロロリゾートに導入します。ミースはホテルや商業施設で室内の温度や湿度などを細かく解析し、空調などに使うエネルギーをプログラムで調整するシステムで、遠隔で制御できる特徴があります。既に導入されているホテルや病院では、ガス使用量をおよそ10%削減していてキロロリゾートでは、空調ボイラーの省エネに使います。導入時期などは今後詰めるということです。

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