日本代表の吉井裕鷹はA東京から三遠に移籍「CSでは今季を超えられるように」新天地へ意気込み

B1リーグの三遠ネオフェニックスは6月11日、アルバルク東京を退団した日本代表候補の吉井裕鷹と、2024-25シーズンの新規選手契約に合意したと発表した。

大阪府出身で現在26歳の吉井は、196センチ94キロのスモールフォワード。大阪学院大学高校から大阪学院大学へと進学すると、大阪エヴェッサとA東京の特別指定選手を経て、2021-22シーズンにA東京でBリーグデビューを果たした。トム・ホーバスヘッドコーチが率いる日本代表の常連メンバーとして活躍するなか、A東京在籍4年目の2023-24シーズンは、リーグ戦55試合に出場し、1試合平均10分50秒のプレータイムで1.5得点1.5リバウンド0.2アシストを記録。チャンピオンシップでは出番がなく、5月29日付でA東京から退団することが発表されていた。

今回の移籍発表に際して、吉井は「三遠のユニフォームに袖を通し、みなさんの前で試合をすることを楽しみにしています。来シーズン、中地区は激戦の地区になると思いますがレギュラーシーズンで良い成績を残し、CSでは今シーズンの成績(中地区1位/CS準々決勝敗退)を超えられるように努めていきたいと思いますので、応援の程よろしくお願いいたします」と、クラブ公式サイトを通じてコメントした。

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