「せんまや夜市」300回迎える 一関、食やイベントを楽しむ

うまっこみこしが練り歩き、にぎわう商店街

 一関市千厩町の中心部で月に1度開かれる「せんまや夜市」(実行委主催)は8日、300回目を迎えた。地域内外から訪れた大勢が食やイベントを楽しみ、節目を祝う打ち上げ花火約80発が夜空を彩った。

 6月恒例の「うまっこみこし」には、岩手県内外から約20団体が参加。同市赤荻の自営業吉田琴菜さん(32)は次女大祭(まつり)ちゃん(5)、次男大虹(こう)ちゃん(3)と参加し、「地元が一丸となって盛り上げている楽しい祭り。子どもたちが大人になっても続いてほしい」と願った。

 実行委の伊藤周平会長は「千厩はパワーのあるまち。400回目を目指し、次世代につないでいきたい」と力を込めた。1982年に活性化を目的に始まり、毎月第2土曜日に開催。次回は7月13日。

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