小学生が「おやつ選挙」 群馬・伊勢崎市の児童館

小学生が自分達のおやつを選挙で決める「おやつ選挙」が群馬県伊勢崎市の児童館で行われました。

おやつは、アイスクリームか、スナック菓子かそれともサンドイッチか…。有権者に見立てた児童に投票を呼びかけているのは、放課後児童クラブで提供されるおやつを巡る選挙です。この取り組みは、伊勢崎市社会福祉協議会・あやめ児童館が選挙について学んでもらおうと市の職員出前講座の一環として実施したものです。

選挙管理委員会の職員から選挙の仕組みやルールを聞き、投票箱が空であることを確認するといよいよ投票です。参加した小学生62人は、3つの選択肢の中から自分が選んだおやつを選挙用紙に記入し、実際の選挙でも使われている投票箱に投票していきました。

開票の結果、アイスが有権者の7割近くの票を集め、来月1日のおやつで提供されることが決まりました。

最後に、市の職員が「選挙には皆さんの未来を変える力があります」などと伝え、子どもたちは、身をもって選挙の大切さを体感していました。

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