2歳女児誤ってインロックで車に閉じ込められ熱中症で搬送 最高気温31.5℃の鳥取県米子市で…山陰両県で真夏日 鳥取県「熱中症警戒期間」発令

今年1番の暑さになりました。
梅雨を通り越して一気に真夏を思わせる暑さとなった11日の山陰地方、各地で30℃を超える真夏日となり、今年1番の暑さになりました。
熱中症搬送も出始めていて、12日も続くこの暑さに警戒が必要です。

キャスター 松原佑基
「午後1時半ごろの米子市内です。強いじりじりとした日差しに照らされて、肌が焼けるようです。気温も体感で30℃ほどありそうです。」

まさにうだるような暑さ。
11日の山陰各地は強い日差しのもと朝から気温もぐんぐん上がり、日中の最高気温も米子では31.5℃と真夏日となったほか、鳥取で31.6℃、島根県津和野で31.3℃など両県11地点で今年1番の暑さとなり、7月中旬から下旬並みの暑さとなりました。

街の人は
「日差しとても強いなと思います。」
「やはり暑いので、なるべく日陰に入りながら頑張っていきたいなと思ってます。」

この暑さで午後3時現在、両県であわせて2人が熱中症の疑いで搬送され、このうち米子市では午前8時半ごろ、2歳の女の子が誤って車に閉じ込められる事案が発生しました。女の子は搬送先の病院で熱中症と診断されましたが、軽症で命に別状はありませんでした。

鳥取県は向こう1週間、最高気温30℃以上の日が3日以上予測される場合に発令する「熱中症警戒期間」を11日から発令し、熱中症への警戒を呼び掛けています。

日本気象協会によると、11日夜は湿度が高いため寝苦しい夜になりそうで、12日も30℃を超える真夏日になるところが多そうです。

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