会社が商品として販売する液晶モニターとハードディスクをリサイクルショップで売却 現金を着服した疑いで元従業員の男逮捕

当時勤めていた会社の商品の液晶モニターとハードディスクをリサイクルショップで売却し、現金を着服した疑いで元従業員の男が逮捕されました。

逮捕されたのは北海道札幌市の会社員の男(46)です。高知東警察署の調べによりますと、男は2021年9月、当時勤めていた医療機器販売会社の高知営業所が所有する液晶モニター2台とハードディスク2台を倉庫から持ち出し、高知市内のリサイクルショップで売却。受け取った現金6万6000円を着服した業務上横領の疑いが持たれています。

液晶モニターやハードディスクは会社の商品として販売されていて、仕入数が他の営業所より多かったことを不審に思った会社が社内で調査を行った結果、横領の被害が判明し、2022年1月に警察に届け出。警察が捜査を進めていました。男は当時、高知営業所の所長として商品の仕入れや販売、管理に携わっていたということです。

警察の調べに対し男は「間違いない」と容疑を認めているということです。高知営業所では他にも同様の被害があったといい、警察が余罪や動機について詳しく捜査しています。

© 株式会社テレビ高知