新たな複合商業施設「monaka」 開業まで1か月 進捗状況明らかに 岩手・盛岡

盛岡市の河南地区の新たな複合商業施設「monaka」は7月11日の開業まできょうで1か月となりました。中心市街地の新たな拠点のオープンに向け、準備は大詰めを迎えています。「monaka」は7月11日にオープンする盛岡市中心部の中ノ橋通に整備中の地上4階、地下1階建ての複合商業施設です。整備主体の「中ノ橋通一丁目地区市街地再開発組合」によりますと、建物本体の工事が完了し、現在は内装工事が行われていて、入居が決まっているおよそ40店舗の一部で開店準備が行われているということです。1階の食品販売を中心としたフロアは20店舗ほどが営業し、このうち肉や魚、青果物、食品関係の合わせて4つの店舗については共通のレジで会計できるということです。

駐車場は建物の地下と東側で合わせて140台ほどが収容可能です。盛岡信用金庫の入居する計画が撤回された4階については引き続きテナントを募集しています。monakaの大石仁雄社長は「買い物への活用に加えて待ち合わせや癒やしの場として利用してもらいたい」と話しています。オープン前の7月3日には工事の完了を祝う竣工式と内覧会が行われる予定です。

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