貴重な「発破」体験も 親子連れら100人がトンネル工事の現場を見学 ひび割れでう回が続く国道107号 岩手・西和賀町

災害復旧事業が行われている西和賀町の国道107号で、9日トンネル工事の現場が住民に公開されました。

これは県が企画したもので、町民およそ100人が集まりました。西和賀町大石地区の国道107号は2021年5月に斜面にひび割れなどが見つかり地すべりの恐れがあることから、錦秋湖の対岸にう回する措置が取られています。
復旧事業として去年11月に始まったトンネル整備は、現在65%に当たるおよそ930メートルまで掘り進められています。9日は少ない量の火薬を使った「発破」も間近で体験しました。復旧事業は2026年度中の完了が見込まれています。

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