【日本代表】上田綺世がジャンプヘッド弾! 堂安律2点目、久保建英はOG誘発。W杯アジア2次予選シリア戦

2試合連続スタメン、”攻撃的左ウイングバック”中村敬斗の突破とクロスから先制弾。

[北中米W杯 アジア2次予選 第6戦] 日本代表 – シリア代表/2024年6月11日19:10/エディオンピースウイング広島

北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の最終第6戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE) – シリア代表の一戦、日本がFW上田綺世のゴールで先制に成功すると、さらに堂安律の追加点、オウンゴールによる3点目とリードを広げている。日本が3-0とリードして前半を折り返している。

森保一監督のもとBグループ5連勝中で、すでに1位での最終予選進出を決めている日本は、6日のミャンマー戦に続いてスタートから3-4-2-1の布陣を採用。試合直前まで別メニュー調整の続いた今月4日に23歳の誕生日を迎えた久保建英もスタメンに名を連ね、さらに冨安健洋、遠藤航、田中碧、上田綺世、南野拓実ら計9人がこの6月シリーズ初めて先発した。

立ち上がりはフィジカルに自信を持つシリアのプレッシャーの様子を見る感じで、次第に対応しながらパスをつなぎ、日本がチームとしてリズムを作り出していく。

2試合連続で先発した堂安律が今回は右ウイングバック、同じく連続スタメンの中村敬斗が左ウイングバックで登場。そのバランスを探るなか、13分、左サイドを突破した中村のクロスを、日本の『9番』上田綺世がディフェンダーに競り勝ちジャンプヘッドで合わせて、クロスバーに当てながらもゴール! さらに19分、久保を経由してカウンターで持ち上がった堂安がニアを貫くシュートで2点目をもたらす。

これで気落ちしたシリアをホームチームは攻め立て、21分、久保のパスが相手ディフェンダーの足に当たってオウンゴールを誘発。日本が8分間に3ゴールを決めて、一気に試合の趨勢を決めた。

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第5戦を終えた時点で、Bグループ2位はシリアで勝点7。しかし3位の北朝鮮が1ポイント差で、最終戦はすでに敗退の決まったミャンマー戦(日本時間22:00キックオフ)を残している。そのためシリアが最終予選に進出するためには、事実上、この日本戦での勝利が求められた。

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