【マリーゴールド】WWEイヨ・スカイ電撃参戦! 7・13両国で林下詩美戦「歴史に名を残すような名勝負に」

約6年ぶりの日本での試合が決まったWWEのイヨ・スカイ(©マリーゴールド)

女子プロレス「マリーゴールド」は11日、米WWEスーパースターのイヨ・スカイが7月13日の東京・両国国技館大会に参戦すると電撃発表した。日本での試合は2018年6月17日の後楽園大会以来約6年1か月ぶりで、林下詩美(25)とシングルマッチで対戦する。

この日の東京・後楽園ホール大会で詩美 vs 高橋奈七永のメインが終わった直後だった。大型ビジョンにイヨが登場。会場がどよめきに包まれる中、イヨは「WWEスーパースターのイヨ・スカイ様が、マリーゴールドのリングにやってくる!」と切り出し、「7月13日、両国国技館。対戦相手は…、林下詩美くん。日本のみなさんのみならず、世界中のみんなが大注目するこの一戦。ぜひ、歴史に名を残すような名勝負にしましょうね。楽しみにしてます。See you there!(では会場で)」と呼びかけた。

紫雷イオのリングネームで活躍したスターダム時代には、ワールド王座を2度戴冠し「V14」の最多連続防衛記録を樹立。15~17年度の「プロレス大賞」女子プロレス大賞を3年連続受賞するなどの輝かしい実績を引っ提げ、18年6月に世界最大のプロレス団体に移籍した。NXTを経て22年7月にロウに昇格すると、悪のユニット「ダメージCTRL」の一員として暴れ回った。

昨年8月の真夏の祭典「サマースラム」では、最高峰のWWE女子王座を初戴冠。同11月にはアスカ、カイリ・セインも「ダメージCTRL」に加わり、和製悪女トリオがWWEマットを席巻した。今年4月の祭典「レッスルマニア40」で王座から陥落したものの、現在もトップ戦線で活躍する。

イヨに憧れ18年にスターダムに入門した詩美だったが、練習生だったため対戦はかなわず。デビューを果たしたのは、イヨが米国へ旅立った直後だった。だが昨年の米国遠征でイヨと再会。練習に参加させてもらったことで、対戦意欲が高まっていた。

〝ジーニアス・オブ・ザ・スカイ〟ことイヨと、日本女子プロレス界の至宝・詩美の一騎打ちは、世界が注目する一戦になる。

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