【巨人】阿部監督 まさかの逆転サヨナラ負けにもさっぱり切り替え「やるかやられるか」

サヨナラ打を打たれた巨人の守護神・バルドナード

巨人の阿部慎之助監督(45)が6―7で劇的なサヨナラ負けを喫した11日の楽天戦(楽天モバイルパーク)後に試合を総括した。

まさかの逆転劇だった。6―4で迎えた9回の守りでマウンドには守護神のバルドナード。ピシャリと抑えたいところだったが、先頭・鈴木の安打と2つの四球で一死満塁のピンチを招くと、代打・阿部に押し出し四球を与えて1点差。続く小深田を空振り三振に仕留めてあと1人としたものの、最後は小郷に中堅方向への逆転サヨナラ2点適時打を許し肩を落とした。

勝利を目前にした敗戦だが、阿部監督もあっさりとした様子。四球から失点につながった助っ人守護神の投球に「だな。(要因は)それだけだ」と語ると「あとはみんな必死にやっているし。うちは抑えが行っているんだから。やるかやられるか。今日はやられたけど、とにかく明日切り替えていきます」と左腕をかばいながら次戦へと切り替えていた。

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