久保建英のドリブルは何が凄い? 松井大輔が解説「半歩前に出て、スタートを先に切れる。そこから切り返し」

稀代のテクニシャンが、久保建英のドリブルに唸った。

日本代表は6月11日、北中米ワールドカップのアジア2次予選・最終節でシリアと対戦し、5-0で完勝を収めた。

3-4-2-1のシャドーで先発した久保は、3点をリードした前半に相手のオウンゴールを誘うなど存在感を見せる。

そして迎えた後半、59分に右サイドでキープすると、そのままドリブルで仕掛けてボックス内に侵入すると、鋭い切り返しで対峙する相手を振り切り、柔らかいクロスで南野拓実の決定機を演出した。

【動画】相手のオウンゴールを誘った久保のラストパス
このワンプレーに、試合を中継したフジテレビで解説を務めた元日本代表MFの松井大輔氏が「久保のドリブル、良かったですね」と称えた。

「後ろ足で持つことによって、相手ディフェンダーはボール軸で見るんで。その時点で半歩前に出て、スタートを先に切れる。そこから切り返し」

今月4日に23歳になったばかりのレフティが、持ち前の技術を駆使して“違い”を見せつけた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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