【蒲郡ボート・GⅠオールジャパン竹島特別】石渡鉄兵が準優絶好枠「調整を間違えていたことに気付いた」

今節から気配が一変した石渡鉄兵

ボートレース蒲郡のGⅠ「オールジャパン竹島特別 開設69周年記念競走」は11日、予選最終日が行われた。

4日目2R、大外から安達裕樹がまくって石渡鉄兵(49=東京)は3コースから2番手追走。安達がFで今節3勝目が転がり込んだ。6Rも2コースから差して2着を確保し、3位で準優絶好枠を手に入れた。

多摩川SGオールスター、戸田GⅠ68周年記念と予選敗退。「ここ2節はペラ調整を間違えていた。そのことに今節で気付いたし、今節でペラ調整の新しいきっかけをつかめた」と逆襲の糸口をつかんだ。

その成果もあって「ターン回り系で舟の向きと返りがいい。伸びも大きくは離されないし、乗り心地も大丈夫」と仕上がりも納得の域に入っている。「自分は夏に調子が悪くなりがち。調整面で夏を乗り切るヒントになる節にもなりそう」。〝夏克服法〟を確かなものにするためにも、まずはきっちり優出を決める。

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