W杯アジア最終予選進出18か国が決定! 韓国、中国、サウジ…日本に不戦敗の北朝鮮も2次予選突破

アジア最終予選に臨む18チームが決定【写真:徳原隆元 & ロイター】

W杯アジア2次予選の全日程が終了

日本代表は6月11日に2026年北中米共催ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選の最終戦となるシリア戦を5-0で勝利した。そして、この日のゲームで全9グループに分かれていた2次予選が終了し、最終予選に臨む18チームが出揃った。

B組の日本は全勝で文句なしの首位通過を果たし、2位は日本とのホーム戦が没収試合扱いとなった(不戦敗)北朝鮮に。最終戦でミャンマーに勝利し、日本に敗れたシリアを勝ち点で上回った。また、東アジア勢がひしめくC組は韓国が首位通過を決めた後の最終戦で中国に1-0で勝利し、タイはシンガポールを3-1で下した。2位争いは中国とタイが勝ち点、得失点差、総得点で並ぶも直接対決を1勝1分で優勢だった中国が突破した。

A組ではカタールが首位通過、2位にはクウェートが入り最終予選へ進んだ。D組もオマーンが首位を決めたなかでマレーシアとキルギスが2位を争ったなか、キルギスが2位を決めて2次予選を突破した。

E組ではイランとウズベキスタンが2強を形成して早々に突破を決め、F組はイラクとインドネシアが突破。G組はサウジアラビアとヨルダン、H組はアラブ首長国連邦(UAE)とバーレーンが通過し、中東勢が順当に最終予選へ進出した。

I組ではオーストラリアが6戦全勝を果たし、パレスチナが2位通過。パレスチナは最終戦こそオーストラリアに0-5で大敗したが、それまでの5試合はオーストラリアとのゲームに0-1で敗れた1失点のみと手堅い戦いを見せていた。

この勝ち上がった18チームは、6月27日の組み合わせ抽選会により6チームずつ3つのグループに分けられる。各組の上位2チームが本戦への出場権を獲得し、3位と4位の合計6チームはプレーオフへ進出。本戦へのストレートインを獲得する残り2枠と、大陸間プレーオフへ進出する1チームを決めることになる。

各組の勝ち上がりチームは以下のとおり。(左が1位通過)

A組
カタール、クウェート
B組
日本、北朝鮮
C組
韓国、中国
D組
オマーン、キルギス
E組
イラン、ウズベキスタン
F組
イラク、インドネシア
G組
サウジアラビア、ヨルダン
H組
UAE、バーレーン
I組
オーストラリア、パレスチナ(FOOTBALL ZONE編集部)

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