「もっとこういうスタジアムが日本にできればいい」シリア戦の舞台となったエディオンピースウイング広島を日本代表戦士も称賛

2024年6月11日、北中米ワールドカップ・アジア2次予選の最終節でのシリア代表戦、キックオフ前に記者席に座ると、スタンフォード・ブリッジ(チェルシーの本拠地)にいるような錯覚を覚えた。

エディオンピースウイング広島は、今季からサンフレッチェ広島が使用しているホームスタジアムである。初めて訪れてみると、ピッチと観客席の近さが本場イングランドのそれと同じで、これぞサッカー専用スタジアムというある意味衝撃を受けた。

試合後、スタジアムの雰囲気を訊かれた南野拓実も「素晴らしい」と回答。「一体感があって、ここでプレーできる広島の選手が羨ましい」と感想を述べていた。

「もっとこういうスタジアムが日本にできればいい」

南野のその言葉がエディオンピースウイング広島の素晴らしさを物語る。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

© 日本スポーツ企画出版社