重量挙げ・村上選手「パリ五輪でメダル獲得したい」 富山県知事に意気込み

新田知事(左から2人目)にパリ五輪への意気込みを語った村上選手(同3人目)=県庁

 パリ五輪の重量挙げ男子102キロ超級に初出場する富山市出身の村上英士朗選手(28)=いちご、滑川高出=が11日、県庁を訪れ、新田八朗知事に「日本記録を出してメダルを獲得したい」と意気込みを語った。

 村上選手は「今まで通りのパフォーマンスができれば、いい順位もついてくる。自分らしい試合ができたらいい」と話した。新田知事から、バーベルを床から一息で頭上に持ち上げる「スナッチ」と、いったん肩まで挙げてから立つ「クリーン&ジャーク」のどちらが得意か聞かれると、「スナッチの調子がいいので、日本記録を目指したい」とはにかんだ。

 新田知事は村上選手に激励金を手渡した。県ウエイトリフティング協会の原学理事長と、同協会強化副部長で滑川高時代の恩師、佐藤公治監督も同行した。

パリ五輪へ意気込みを語る村上選手
新田知事(左)と握手を交わす村上選手

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