大谷に関する質問は「本当に強烈なの?」 ドジャース投手が語った本音「カメラは多いけど…」

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

タイラー・グラスノー投手が米ポッドキャスト番組に出演

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手を巡る日米報道の過熱ぶりについて、同僚右腕が自論を述べた。タイラー・グラスノー投手が米ポッドキャスト番組に出演。大谷を取り巻く取材量について、「確かにカメラは多いけど……」としつつ、「それほど違いはない。そんなにとんでもないものとは思わないよ」とプレーへの影響を否定した。

ドジャースは7日(日本時間8日)から3日間、敵地でヤンキースと3連戦を行い、2勝1敗で勝ち越した。グラスノーは第3戦に先発し、6回で12三振を奪う力投も5失点。チームも4-6で敗れ、5敗目(6勝)を喫した。3連戦前には遠征先のピッツバーグから米ポッドキャスト番組「ザ・クリス・ローズ・ローテーション」にリモート出演。移籍後初となるヤンキースタジアムでの登板の展望を語った。

ドジャースとヤンキースというMLBを代表する人気球団同士の対決。注目度の高さは昨季まで在籍したレイズ時代とは段違いだ。しかしグラスノーは「ドジャースに来る前は、小さな市場のチームから大きな市場のチームに移籍するととんでもない差が沢山あると思っていた。でも違うのはグラウンド外のことだけ。プレーすることに関しては、驚くほどに全く一緒だ」と意に介していないようだ。

カメラの数や報道量、観客の多さは異なるものの、「野球に集中していれば」変わらないとした。司会のクリス・ローズ氏から「ショウヘイに関するチーム周りへの日々の取材はどう? 本当に強烈なの?」と尋ねられても「それも一緒だね」と回答。「それほど違いはない。そんなにとんでもないものだとは思わないよ」と影響を否定した。

ツイッター(現X)などを全く見ないというグラスノーは、取り上げられ方も意識していないと主張。「確かにカメラは多いけど、僕は書かれた記事を見に行ったりはしないんだ。だから、僕の中ではそんなにクレイジーなものには思えない。普段より少し多くの人が質問してくるけど、それだけのこと。違いは本当にそれぐらいだよ」と危惧される過熱報道は感じないとした。

THE ANSWER編集部

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