7月7日よりテレ東系にて放送されるオリジナルTVアニメ『菜なれ花なれ』の追加キャストが発表され、あわせてキービジュアルと本PVが公開された。
本作は、趣味も特技も性格もバラバラな6人の女子高生たちの、さまざまな“応援”模様を描く青春ドラマ。作中はもとより、キャラクター、スタッフ、ファンが“応援”し合って、一緒に成功を掴み取るプロジェクトとなっている。タイトルの『菜なれ花なれ』には、「登場人物たちは、咲く草花のように、“菜”であり、“花”であってほしい。人を応援する気持ちを、努力して体得した技術で、表現してほしい」という思いが込められている。
発表された追加キャストは、かなたが所属する鷹ノ咲高校チアリーディング部の先輩（2年）チームのキャラクターを演じる4名。
強豪チア部の部長の伊沢野苺役を演じるのは、田所あずさ。専門的なコーチがいなかったところから1年で全国常連に育て上げた凄腕で、チーム全体の采配や予算の管理まで一手に引き受ける。不器用ながらにチームメンバーのことを一番に考えているが伝わっているかは不明。
チアの花形であるトップを務める生天目華役を演じるのは、北原侑奈。ワガママでプライドが高いが、自分がAチームのトップで有り続けるための努力を怠らない熱い性格。演技中の天使の笑顔と練習中の鬼の厳しさを持つが、「トップはベースやスポットのおかげで輝ける」を胸に周囲への感謝の気持ちは忘れない。
高身長でモデル並みのスタイルを持ち、華は隣に立たれるのを嫌がる神崎柊役には逢田梨香子が決定。穏やかな性格だがベースとしてチームを支えることに人一倍誇りを持っている。ピンチにも動じない優雅な振る舞いでトップやミドルの選手に絶対の安心感を与えている。
観客の目を釘付けにするダンスとタンブリングのスペシャリストの櫛田雅役を演じるのは、芹澤優。ソロの演技やレパートリーを増やすためにコンテンポラリーダンスや舞踊など様々なダンスを研究する自他ともに認めるダンスオタク。リアリストでシビアな一面も持つ。
公開された本PVは、「応援」というキーワードを軸にストーリーを映し出す映像となっている。
あわせて公開されたキービジュアルは、沼田市内にある団子坂を背景にPoMPoMsの6人が集合した様子が描かれている。2023年11月に公開されたティザービジュアルの背景と近い場所となる。
■田所あずさ（伊沢野苺役）コメント
・「ここを見てほしい！」ポイント
やはりチアのシーン！ みんなで掛け声を撮ったりとても楽しかったですし、完成した映像を私たちもまだ見ていないので、どんな風に仕上がっているのかとても楽しみです！
・伊沢野苺役について
第一印象はボーイッシュな子なのかなという印象でした！ 現在の印象は、厳しくでも愛があり、たまにする悪い顔が魅力的な女性だなと思います！
■北原侑奈（生天目華役）コメント
・「ここを見てほしい！」ポイント
各々が心に何かしらの想いを抱えながらも、寄り添ったりぶつかったり感情を剥き出しにしたり……そんな皆の人間らしさを見て頂きたいです。
演じていて心が苦しくなるシーンだったり、皆さんのお芝居を見ていて、自分の台詞は無くても華として感じるモノがあったり。大人になると、自分の素直な気持ちを感情として出す事が難しくなるなぁと私は感じているのですが、皆の口から出てくる等身大の言葉に青春を感じました。
・生天目華役について
華ちゃんの第一印象は、“気の強い子”でした。
小さくてかわいらしい見た目ではありますが、顔立ちから意志の強さや彼女のプライドを感じていました。想像していた通り、華ちゃんは気の強い女の子でした。でもその裏には、彼女が今まで培ってきた努力やチアに対する想い、それ故のプライドがありました。そんな姿を知り、「自分の軸をしっかりと持つ、ストイックで強いかっこいい女の子」という印象に変わりました。
■逢田梨香子（神崎柊役）コメント
・「ここを見てほしい！」ポイント
やはりチアのシーンです。誰かが誰かを応援しているのを見ると、無条件で元気が出るしどちらの立場も素敵だな！ 青春してるな！ と思いました。
アフレコのVの段階でも、ダンスシーンがすでに気合いが入っていてすごい!! と感じたので私個人としても放送が楽しみです。
・神崎柊役について
キャラ絵を見た時点では、しっかりものでキビキビ動くタイプのお姉さんキャラなのかなと思っていたのですが、台本を開いたら語尾全てに～と伸ばし棒が付いていたので、あれ？違うのかもとびっくりしました。1話のアフレコでキャラ説明をして頂き、だいぶ印象が変わったかもしれません。とにかく華ちゃんが大好きな女の子です、と説明を受けました（笑）
何を言いだすかわからない危うさや天然さもありますが、しっかり仲間の表情の変化も見れる素敵な先輩です。
■芹澤優（櫛田雅役）コメント
・「ここを見てほしい！」ポイント
チア対決をする話数があるのですが、そこはかなり圧巻だと思います。私たちも本格的なチアのコールをガイド音声を聞きながら色々入れさせてもらって、臨場感のある感じに仕上がってるのではないかと思います。完成したものはまだ見れていないですが、アフレコ用の映像でもすごく力が入ってるのを感じたので、かっこいい映像になってると思います！
・櫛田雅役について
最初は何を考えてるのかわかりにくく、感情も見えにくくて、なかなか難しいキャラクターかもしれないぞ。と思いました。でも演じてみると、雅にしか見えてない野苺の表情の変化があったり、かなたの気持ちに気づいてあげるのも早かったりと、達観している雰囲気とだからこそ気づいてあげられる優しさがどちらもあって、とてもいいなと思いました。
（文＝リアルサウンド編集部）
