自動運転バスが電柱に接触-人為的ミスの疑い 再発防止メドたつまで運行休止【新潟・弥彦村】

自動運転バスが電柱に接触

6月11日午前、弥彦村の県道で自動運転バスが電柱の支線に接触する事故がありました。ケガ人はいません。

事故があったのは、弥彦村矢作の県道です。6月11日午前9時半すぎ、自動運転バスに乗車するオペレーターが、路肩に停車中の車を回避するため手動に切り替えて走行していたところ、誤って対向車線をはみ出し電柱の支線に接触しました。当時、車内にはオペレーター1人が乗っていましたがケガはありません。

自動運転バスは、今年3月に本格的な運行を開始し、現在2種類のルートを2台で運行しています。

■弥彦村役場総合政策課 宇野誠課長
「手動運転に切り替えるのは日々の運転業務の中で必ず発生部分、現状の運行レベルの段階では、障害物を回避するために切り替えたあとにどうしてこのような事故になったのかなということを原因究明したい。」

村は、自動運転の不具合ではなく人為的な操作ミスと見ていますが、原因究明と再発防止のメドが経つまでは運行を休止するということです。

© 株式会社新潟テレビ21