しなの鉄道脱線事故から1年 再発防止を誓う【長野・上田市】

1年前の6月12日、しなの鉄道の上田駅近くで車両の脱線事故が起きました。
しなの鉄道は「振り返る日」として、再発防止を誓いました。

■しなの鉄道担当者「当該車両、上田駅から入れ替えで向こうから電留2番線に入ってきました」

しなの鉄道は6月12日を「車両脱線を振り返る日」として、事故現場で当時の状況や再発防止策を社員と共有しました。
去年6月12日、回送列車が脱線。
けが人はおらず、原因は木製の枕木の老朽化とされました。
一部区間での運休は3日間にわたり、通勤通学の足に大きな影響が出ました。
木製の枕木の交換など現場での安全対策工事は終了していて、社員たちは安全確保の意識を新たにしました。

© 長野朝日放送株式会社