今週末開催のべに花まつりで動物愛護PR 犬猫4匹を「わんにゃん応援隊」に任命 動物の殺処分ゼロを目指す桶川市

「わんにゃん応援隊」と関係者=桶川市役所

 埼玉県桶川市は15日と16日に開催する「べに花まつり」のPRと動物愛護啓発活動に取り組む犬と猫計4匹を「わんにゃん応援隊」に任命した。市役所で6日、任命式を行った。

 同市では動物と共生できるまちづくりを進め、保健所などで保護している動物の殺処分ゼロを目指し、新たな飼い主となる里親探しに取り組んでいる。15日の「べに花まつり」の会場でも動物愛護犬猫譲渡会を行う。

 任命式に出席したPR犬と猫は現在、NPO法人日本動物生命尊重の会アリスと、わんにゃん小梅保育園FARCO(ファーコ)が世話している。名前は、犬のイングリッシュ・セターのサニー(雌、7歳)と雑種のチュロス(雄、約5カ月)、猫がカンロ(雄、1歳)とトミー(同、約6カ月)。4匹に任命書を手渡し、専用のおやつもプレゼントした。

 小野克典市長は「今後も引き続き動物と共生できる社会を目指した動物愛護行政に取り組みたい」とあいさつした。

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