パドレスが劇的サヨナラ勝ちで貯金1 松井は7ホールド目を記録

【アスレチックス3-4xパドレス】@ペトコ・パーク

日本時間6月12日、パドレスは本拠地ペトコ・パークでのアスレチックス3連戦の2戦目を迎え、9回裏にカイル・ヒガシオカのサヨナラ弾が飛び出して4対3で劇的勝利。あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決め、貯金1となった。パドレス5番手のロベルト・スアレスは8回表途中から登板して打者3人をパーフェクトに抑え、3勝目(0敗)をマーク。アスレチックス5番手のスコット・アレクサンダーは9回裏の先頭打者にサヨナラ弾を浴び、今季初黒星(0勝)を喫した。

エイブラハム・トロの初回初球先頭打者アーチ(6号ソロ)で先制されたパドレスは、1回裏一死からフェルナンド・タティスJr.がヒットを放ち、これで17試合連続安打に。しかし、再三のチャンスを生かせず、1点ビハインドのまま5回裏の攻撃を迎えた。5回裏は二死2塁からルイス・アライズのタイムリーでようやく同点とし、さらに二死2・3塁からジュリクソン・プロファーのタイムリーで2点を勝ち越し。8回表に4番手のエニエル・デロスサントスがタイラー・ソダーストロムに3号2ランを浴び、3対3の同点に追いつかれたが、9回裏先頭のヒガシオカがレフトスタンドに5号ソロを叩き込み、劇的なサヨナラ勝ちとなった。

パドレスの松井裕樹は先発のランディ・バスケスのあとを継ぎ、2点リードの6回表に2番手として登板。先頭打者に四球を与えたが、ザック・ゲロフを空振り三振、セス・ブラウンをファーストへのファウルフライに仕留め、暴投で走者を二塁に進めたものの、マックス・シューマンをショートフライに抑えた。1回15球を投げて被安打0、奪三振1、与四球1という内容で3試合連続無失点とし、今季7ホールド目。防御率は試合前の4.61から4.45へ向上している。

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